聖公会という教会

 聖公会とは、Holy(=聖なる) Catholic(=普遍的な) Church(=教会)という意味で、イギリス国教会につながるキリスト教会です。

 聖公会はプロテスタント教会の聖書を重んじる信仰に立ち、同時に礼拝や聖職者などの点ではカトリック教会や東方教会と共通した規律を持つ「中道」の立場にあります。また、同じ聖公会でも地域性や伝統によって様々な違いがある幅の広い教会です。

 日本には1859(安政6)年に長崎に上陸した宣教師によって伝道が始められました。全国に約300の教会があり、立教大学や聖路加国際病院など、多くの学校や病院、福祉施設が聖公会の働きによって生み出されました。

 北海道には1874(明治7)年にイギリス人宣教師W・デニングが函館に上陸し、道内各地を馬や船で伝道しました。後にアイヌの福祉と教育に活躍した宣教師J・バチラーも来道し大きな役割を果たしました。現在北海道には22の教会のほか、5つの幼稚園、4つの保育園を有しています。