小樽聖公会について

 小樽聖公会のウェブページをご覧くださりありがとうございます。実際の教会は小樽市内の観光名所である堺町商店街の裏手の丘の中腹に建っています。国道五号線から小樽の港を一望できる水天宮のある丘までまっすぐにのびる道の途中に水天宮(神社)の鳥居があり、その鳥居をくぐった先に教会がありますので、初めて教会を訪れる方は不思議に思われることが多いようです。

 教会のある地域は小樽の歴史でも古くから栄えたところでもあります。小樽は開拓初期はニシン漁で、明治中後期からは海上物流の拠点として賑わっていましたので、その海と港を望むことができる小高い場所に、自然と神社、教会、お寺が集まっているのかもしれません。

 ...今から約140年前の1880(明治13)年、イギリスの宣教団体が小樽で宣教を開始しました。1895(明治28)年には小樽聖公会講義所が設けられ、1908(明治41)年に、今の聖堂が建てられました。鐘楼の鐘は、1934(昭和9)年より礼拝開始の時を小樽の街に響かせています。

 ※この教会の鐘楼の鐘は、半径約500メートルの範囲ではとてもクリアに耳に届きます。


小樽聖公会
小樽聖公会

小樽聖公会の教会建築

 現在の聖堂は、約110年前の1908(明治41)年に建築されたもので、1991年に小樽市の歴史的建造物(第28号)に指定されています。

 聖堂は木造ゴシック様式で建てられていて、木造下見板張り、切妻屋根に鐘楼(鐘撞堂)をのせ、軒のレース飾り、星形模様のバラ窓、やや幅広の尖頭アーチ窓などが特徴です。また内部では、長椅子、正面祭壇の窓枠をはじめ、多くの調度が当時の面影を留めています。

 天気が良い日には、西陽が色ガラスを通って差し込み、あたたかくノスタルジックに聖堂内を照らします。


竹鶴リタ
竹鶴リタ

竹鶴リタさんと小樽聖公会

小樽聖公会はニッカウヰスキー創業者、竹鶴政孝の妻リタさんが通っていた教会です。リタさんは、NHK朝の連続テレビドラマ「マッサン」のモデルになった人です。教会の英国人宣教師ミス・ステイヴリーと仲が良く、しばしば余市から小樽まで足を運んでいました。きっと教会のオルガンで故郷の音楽や聖歌を演奏していたのではないでしょうか。 小樽駅から教会までの道のりには、教会からすぐ近くの「花園通り商店街」があり、リタさんが時折立ち寄ったケーキ店などが残っていて、リタさんお気に入りのケーキを今も買うことができます。